タカラジェンヌの在団期間を集計してみた

人生2度目のムラ遠征に行ってまいりました。

1度目は非宝塚の贔屓の舞台が大阪であって、その遠征にムラ行きをくっ付けたものですが、今回は宝塚観劇がメインの遠征。

IAFAを観ました。ハッピーな作品でとても楽しかったです。

そして、贔屓が美しかった。美の概念を具現化するとあの方になるのだと同行してくれた友人(宝塚は10数年ぶり2度目の観劇)に言おうと思いましたが、やめておきました。引かれる。

1度目は時間がなかったので大劇場やその周辺をゆっくり見れなかったのですが、今回は敷地内をのんびりとウロウロできました。リサーチ不足なのと、夜型人間に11時開演は少々しんどいのもあって、グルメ系は心残りがありますが、次の機会のお楽しみにしたいと思います。

 

さて、今日のVizは在団期間を視覚化したものです。

“自身が退団を決めた”点にポイントを絞りたかったので、在団中に逝去された方は除外しております。

基とするデータ上、退団年のみで日時が不明の方が多いため、期間の計算は【退団年-入団年+1】としているので、「研●」とは計算が合わない場合があります。

棒グラフをクリックすると、右側の一覧が絞り込まれます。

 

graph1は男役・娘役に分けて集計したグラフ、graph2は役割関係なくトータルで集計したグラフです。

男役・娘役共に、最初にグラフが伸びるのが3年目です。

会社員も入社3年目に退職する人やそれを考える人が多いと聞きますので、それは歌劇団でも同じ傾向なのかもしれません。

ピークは9年目でしょうか。これも、会社勤めの自分にはリアルな数字ですね。

トータルで見ると5年目での退団者が多いですね。元宝塚の方がYouTubeで「研5から退団の時に一人で大階段を降りられる」と仰っていたので、それがポイントになっているのかなと考えています。

とは言え、このデータは105期まですべてが対象となっているので、上の“研5で大階段”がいつ頃から始まったことなのかがわからないので、確証は持てません。

ご存知の方が教えていただければと思います。

 

難関を突破して入団した方が退団を決意するのは、私には想像もできないことです。

ですが、グラフを通して、3年目・5年目・9年目に退団者が多い傾向にあるのを見ると、自分の社会人生活に少し重なる部分もあって不思議な印象を受けました。